第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーについて 期日:平成30年2月24日
開催地:日本 熊本 会場:くまもと県民交流館パレア10階パレアホール
【概要】 昨年度の第8回日・台・韓細胞検査士合同セミナーが台湾で開催され,本年度は韓国が開催国であったが,平昌オリンピックと重なったため日本で開催することになった.よって平成30年2月24日にくまもと県民交流館パレア10階パレアホールにて第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを開催した.セミナーの前日の23日は福岡空港にて海外参加者出迎え,貸し切りバスで熊本へ向かいながら半日観光ツアーを行った.その夜は歓迎の意を込めてウェルカム・パーティを計画した.24日は第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを行った.3国代表者会議はセミナーの昼食時間を利用してランチョンミーティング形式で行った.セミナー後に懇親会を行い,それをもって第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを終了とした.
【内容詳細】 ※半日観光ツアー 韓国17名,台湾12名の計29名の海外参加者を福岡空港にて出迎えた.その後,日本人7名の計36名で半日観光ツアーを行った.貸切バスにて熊本へ向かう途中,山鹿市に立ち寄り「八千代座」及び山鹿市中心街の見物を行った.その後,海外参加者及び県外参加者を宿泊ホテルであるホテル・メルパルク熊本へ送った.
※ウェルカム・パーティ「壱の倉庫」 半日観光ツアー後に,ビアレストラン「壱の倉庫」にてウェルカム・パーティを開催した.参加者は韓国が18名,台湾が12名,日本が42名の計72名であった.
※第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナー「くまもと県民交流館パレア10階パレアホール」 9:10より開会し,16:20に閉会した. 参加者は台湾より11名,韓国より18名,日本より70名の合計99名であった.会に先立ち,熊本県臨床細胞学会有馬信之副会長より開会のあいさつを頂いた.演題数は特別講演及び一般講演を含め15題であり,活発な質疑応答が展開された. 今回の特別講演は小林忠男先生に,「An Exciting Challenge in Diagnostic Cytopathology」と題して,海外での豊富な経験を話して頂いた.特に若い細胞検査士とって良い刺激となる講演であった.
※3国代表者会議 3国代表者会議はセミナーの昼食時間を利用してランチョンミーティング形式にて行った.参加者は,日本から伊藤 仁氏,小松 京子氏,阿部 仁氏及び南部の4名,台湾からは,Ko Jen-Sheng氏,Wu Mei-Ling氏,Lee Yi-Ju氏の3名,韓国からは,Soo-il Jee,Hwa-Jeong Ha氏,Young-hwa Choi氏の3名の計10名で,次期日・台・韓細胞検査士合同セミナーについて審議した.次期開催国は韓国で,開催日は2019年3月23日に決定した.
※懇親会 ホテル・メルパルク熊本にて,熊本県臨床細胞学会と合同で行った. 参加者は台湾14名,韓国18名,日本72名の合計104名であった. 会に先立ち熊本県臨床細胞学会の神尾多喜浩会長より開会の挨拶を頂いた. この懇親会をもち第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを終了した.
【総括】 今回,第9回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを熊本にて開催した.福岡で行った第7回日・台・韓細胞検査士合同セミナーと同規模の会となり,盛会裏に終わった.年々,この日・台・韓細胞検査士合同セミナーは充実してきており,発表内容及び英語力に進歩が見られ,将来の明るい展望が感じられた. |