第 10 回日・台・韓細胞検査士合同セミナーについて 期日:平成 31 年 3 月 24 日,開催地:韓国 仁川,会場:Songdo Convensia, Incheon 1)概要 セミナーの前日の 23 日,江華島半日ツアー,夜はウェルカム・パーティ 24 日は第 10 回日・台・韓細胞検査士合同セミナー,3 国代表者会議を昼食時間を利用してランチョンミーティング形式で実施. セミナーの後は懇親会,それをもって第 10 回日・台・韓細胞検査士合同セミナーは盛会裏に終了した. 2)半日観光ツアー 日本 20 名,台湾 10 名が参加し,韓国を加えて約 40 名で観光した. 貸し切りバスにて,北朝鮮との国境である江華島へ行った.江華島には展望台があり,北朝鮮の様子を望遠鏡にて見ることができ,貴重な体験であった. 3)ウェルカム・パーティ 焼き肉レストラン「Hanyang」.酌を交わしながら 3 国の懇親を深めた. 4)第 10 回日・台・韓細胞検査士合同セミナー「ORAKAI Songdo Convensia」 開会 9:00,閉会 16:30,参加者は日本より 28 名,台湾より 10 名,総参加者は 240 名. 3 国の細胞検査士会会長の挨拶,伊藤会長代理は国際委員会委員長南部が努めた. 演題数は特別講演および一般講演を含め 15 題.特別講演は細胞診の歴史について,小林忠男氏「Changing Face of Clinical Cytology; a wise man learns from history?」
5)3 国代表者会議 3 国代表者会議はセミナーの昼食時間を利用してランチョンミーティング形式にて行われた. 日本は阿部仁,国際委員会委員長 南部,および加戸伸明,台湾は Ko Jen-Sheng,Lee Yi-Ju,韓国 ,Soo-il Jee,Hwa-Jeong Ha,No Won Park で構成され,次期の第 11 回日・台・韓細胞検査士合同セミナーについて審議した. 次期開催国は台湾で,開催日は 2020 年 3 月 14 日に決定した. また,2020 年の日本臨床細胞学会秋期大会にて国際セッションを計画しているため,積極的な参加を呼び掛けた. 2021 年 3 月に第 12 回日・台・韓細胞検査士合同セミナーを開催する予定であったが,日本臨床細胞学会秋期大会から,わずか 3 か月であるため,2021 年 3月は行わず,2022 年の 3 月に韓国で行うことに決定した. 6)懇親会 セミナー会場 ORAKAI Songdo Convensia にて,3 国の参加者が共に酌を交わし合い,国境を越えて懇親を深めた. 7)総括 参加者総数は過去最大規模の 240 名.年々,日・台・韓細胞検査士合同セミナーは充実し,発表内容および英語力に進歩が見られた. |