2021年度 渉外委員会事業報告
1)子宮の日の活動:2021 Love49プロジェクト 参加は45都道府県(96%)、 細胞検査士会提供グッズのポケットティッシュ5万個を全国の都道府県へ配送。 新型コロナウイルス感染拡大の影響で街頭活動は中止となり、女性が多く集まる 施設、学校などで配布することが主な活動とした。 2)2020年度(令和2年度)細胞検査士会公益広報活動調査 (啓発・社会活動と育成・養成活動) 調査期間:2021年8月〜10月(回答率98%:46都道府県) ① 啓発・社会活動の報告 2020 Love49 キャンペーン実施都道府県数:46都道府県(98%)、 総イベント数:54、イベント参加者数:延べ561名(細胞検査士410名、 臨床検査技師49名、医師13名、その他89名) ② 育成・養成活動の報告 開催数:48(複数開催した都道府県あり)、参加者数:延べ2,414名 (細胞検査士1,799名、臨床検査技師402名、医師151名、その他62名) ③子宮頸がん検診推進活動支援金のアンケート(抜粋) 細胞学会に2021年度(令和3年度)分の子宮頸がん検診推進活動費の申請調査 申請した:36都道府県、申請しなかった:10都道府県、回答なし:1都道府県 3)第8回子宮の日全国アクション−2021報告会 第62回日本臨床細胞学会総会(千葉:2021年6月5日現地開催、Web開催)に おいて2021報告会を実施し、4演題を報告 座長:三宅 真司(渉外委員会),今枝 義博(がん検診委員会) 演者:宮城 悦子(横浜市立大学産婦人科) 渡部 享宏(NPO法人 子宮頚がんを考える市民の会) 小野里 香織(群馬大学医学部附属病院) 中村 恵美子(JA長野厚生連南長野医療センター篠ノ井総合病院) 4)第63回日本臨床細胞学会総会において、計画していたLOVE49キャンペーン パネル展示は、Web開催のため中止となった。 5)第17回がん患者大集会の会場協力の予定 テーマ:「ACP ~ 人生のしめくくり方を考える ~」 日時:2021年11月14日,13時〜16時30分 会場は、広島大学医学部 広仁会館(オンライン配信もあり) 会場協力は、広島県細胞検査士会から10名が参加 6)2022 Love49プロジェクトの準備(2021年12月〜2022年3月) ① 2022 Love49キャンペーンの趣意書を阿部会長へ要望し、庶務委員会から 発行後に都道府県代表者に配布した。 ② 都道府県代表者委員会を通して、2022 Love49キャンペーンへの参加希望 を調査した。 ③ 2022年4月9日前後に、特定非営利活動法人子宮頸がんを考える市民の会と 共に、子宮頸がん検診啓発活動を行うための準備。 7)第9回子宮の日全国アクション−2022報告会の準備 第63回日本臨床細胞学会総会(東京)において、2022報告会開催の準備 8)細胞検査士会ホームページ内容の見直し 渉外委員会担当の「一般の方向け」内「細胞検査士って何?」と「細胞検査士 への道」の内容を更新するために、渉外委員会で検討し原稿を作成した。
<総括> 今年度も新型コロナウイルス感染拡大の影響で、子宮の日の活動、特に街頭活動は 中止せざるを得ない状況であった。それでも、各都道府県細胞検査士会担当者の ご尽力にて、準備した資料は、子宮頸がん検診の啓発に役立つ形で配布すること ができた。次年度もコロナ禍での子宮の日の活動となるが、各地域の感染状況に 合わせた活動が望まれる。今年度、細胞検査士会ホームページの「一般の方向け」 を15年ぶりに見直す事になり、渉外委員会では「細胞検査士って何?」と「細胞 検査士への道」の内容を更新した。今後も定期的なホームページの見直しを事業の 一つに加えていきたい。また、「がん診断の担い手」第4版の作成は、再度、持ち 越しとなったが、渉外委員会委員皆様のお力添えをいただき、次年度における 優先事業としていく。
渉外委員会 三宅真司
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