細胞検査士会
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子宮がん検診会新着情報
平成24年度第1回子宮頸がん検診委員会議事録
13.01.02
平成24年度第1回子宮頸がん検診委員会議事録
日 時:平成24年6月1日(金) 17:15―19:15
場 所:幕張メッセ 国際会議場 303会議室
出席数:33名(含代理) 62.8%
開会挨拶:赤松委員長
議長選出:立候補者がいないため、委員長指名により石山委員が選出された。
報告事項
1.子宮頸がん検診委員会の活動指針(赤松委員長) 「子宮頸がん検診受診率の向上」「検診の精度向上」の2点を委員会の目的とする。受診率の向上とともに、全国どこでも精度の高い検診を安心して受けられるよう(標準化など)な基盤作りのために、現状調査による検診の問題点を探る。また、公益法人化される学会の公益活動の一環として、社会への貢献に向けて努力する。
2.各部会活動報告 1)啓発部会(加藤啓発部部長)
市民団体「子宮頸がんを考える市民の会」主催の検診PR活動に協力(今年度は38県支部が参加)。各県の啓発活動内容を春期大会および市民フォーラムの2箇所にパネル展示した。(展示場所が2箇所に別れたため、次回はより多くの方にみてもらえるよう工夫したい)個々の検査士による啓発活動の実態調査と活動のための資料作成。一般市民の子宮頸がん検診に対する意識調査を行った。
啓発活動が検査士更新クレジット申請として認められた。
2)調査研究部会(調査研究部部長)
平成21年度について行ったアンケートと同様の調査を平成22年度について実施した。9月に始めたせいか42支部から35支部へと提出支部が減少した。
住民健診と職域検診について昨年東京の秋季大会の委員会にて第1報として平成22年度分を報告しているが、その後回収した5月までの調査結果について集計し、分析を行った。第1報との変動については赤字で補足説明を付けているが、資料を参照の上、何かあったら連絡をお願いする。
3.役員会報告(大野副委員長)
○役員会議事録参照
議事事項
1.秋期大会ワークショップについて(赤松委員長)
11月9・10日、秋期大会(新潟)において、学会事業として啓発活動についてのワークショップが行われる予定。座長:青木氏および医師1名。演者について、青木氏と相談の上、当委員会および公募予定。今後も当委員会の活動をセクションとして取り上げていただけるようプログラムへの働き掛けを継続したい。
2.各部会の今後の予定
1)啓発部会(加藤啓発部部長)
活動パネル展を継続して行う。次回パネルの追加訂正のある方は、差し替えなど対応できるので、その旨を連絡いただきたい。今回参加出来なかった県支部の方も今回のものを参考にして貰いたい。新潟の市民公開講座への展示についてはどのように行うかこれから検討する。
秋期大会ワークショップ演者は6名予定(医師2名、委員会から1名、公募3名)。
委員会ホームページ作成:中途で止まっている。検査士会での承認を得ることや申請の必要がある。無料クーポン券の調査結果を展示やホームページに掲載予定。
他学会へのパネル展示参加の検討予定。
2)調査研究部会(調査研究部部長)
全国アンケート調査:平成23年度分の調査に関してはもう少し母数がわかり、データを出しやすい形にするためのアンケートのフォーム見直しについて分科会にて検討する。
3.子宮頸がん検診結果報告様式のモデル書式作成について(提案者:大野副委員長)
ベセスダシステムが導入され2年あまり経過したが、各県、各自治体によって結果報告の様式に大きな違いがあり細胞診断に苦慮する。埼玉県ではクラス分類と併記のものも多く、HSILが3段階に分かれている自治体などがあり、クラス分類と何等かわらない様式がある。一方では、県によっては統一がなされているところもある。印刷物の統一ではなく、望ましい細胞診の結果報告のあり方について案をあげて学会へ提示することを提案したい。
各県よって結果報告の施設による違いがあり、埼玉県ではHSILが3段階に分かれている施設など、ベセスダ導入後の問題点があり、県によっては統一がなされているところもある。印刷物の統一ではなく、望ましい報告のあり方について案をあげて学会へ提示することを提案したい。
・報告書のひな型の提示が困難な施設もある。
・各県の実状(ベセスダ併用など)についてメールで意見を出していただき現状把握し、当委員会からワークショップなどで提案し、学会の方で後押しを得る方向を目指したい。(大野副委員長)
・報告用紙が出せるところは用紙で、出せないところは現状についてメールで現状報告や意見をお願いしたい。(議長)
4.無料クーポン券による効果の検討と精度継続へのエビデンス提示について(提案者:外舘委員)
無料クーポン券は5年間で終了予定であるが、受診率上昇に向けてデータを通して何かできないか、細胞学会に現状を提示し、当委員会から発信していくことを提案する。
・委員にとって調査困難なところもあるため、平成23年度調査研究のアンケートのフォーム変更に際し、無料クーポン券の取り入れやすい方法の案を募り、調査研究部門で検討したい。(藤井部長)
啓発部会、調査研究部会に分かれて各分科会を開催した。
啓発部会
1.活動報告
1)活動パネル展示の実施
今回春期大会展示:2カ所(大会会場・市民フォーラム会場)、38支部参加
学会プログラムにパネル展示案内および展示会場の掲載
2)啓発活動が検査士更新クレジットとして認められたため、各支部の申請を勧める
2.活動予定
1)活動パネル展示の実施
パネル展示は順調に継続
秋期大会(新潟)展示は全支部を目標
委員会としてまとめたポスターなどの作成を検討(クーポン券を広く知らせる内容等)
2)秋期大会(新潟)ワークショップにて活動状況発表(発表者予定:小海委員)
3)ホームページの作成
検査結果の見方、細胞診検査の説明、無料クーポン券について等を織り込む
4)他学会へのパネル展示参加の検討
公衆衛生学会等への働きかけ、啓発展示・ブース展示等の案等
メールでの活発な意見交換で案の再考等進めていく
3.その他
・現在部会所属数22委員→23委員に増加
・各支部の現在実施している啓発活動についての意見交換(秋田・埼玉・島根・奈良・長崎・京都・和歌山等の活動例報告)
どこに働きかけて活動しているか(活動しやすいか)、小さな活動など草の根的な活動の実施、一般の方にどのように興味を持ってもらうか(わかりやすい表現の説明)、細胞検査士がどこまで説明するか、行政とのコミニケーションの仕方、新聞等のメディアを利用
まとめ
今後、上記議題内容およびその他のことについて、委員間での活発なメール意見交換をお願いする。
調査研究部会
1.平成24年度全国アンケート調査について
委員会前に検討した全国調査用紙は、調査内容が細かくなりすぎたことと、ベセスダシステムの使用により現状での調査が難しくなってきたために白紙に戻す。
しかし、過去2年実施した内容のままでは母数等を求めていないため集計ができない部分もあり概要になってしまい根拠・説得力のない資料になってしまう。今回は調査の内容をプラスするなど少しフォームを変更して実施したい。具体的にどのような変更をするかは学会終了後、部長より現在の様式をメールで配信するのでそれをもとに議論していきたい。期限としては6月中をめどに意見を出していただきたい。
未提出の支部が21年度の5支部から22年度は12支部と増えてしまったこと、無回答の施設が増えた問題にどう対応するか。闇雲に調査用紙をばら撒くのではなく、キーとなる施設、積極的に協力していただける施設に絞ったらどうか。
また、過去2年について新様式でさかのぼって実施するかはメールで検討する。ただ他施設に再度回答を依頼するのは難しい。
2.その他
・問診票の統一様式をメールで検討する。
・一次検診の結果(ベセスダ分類)と、最終診断である病理検査の結果が上皮内癌で噛み合わない問題が出てきている。
※各部会での協議後のまとめ報告
1)啓発部会:県によっては啓発活動がうまくいかない場合があるが、メールでやり方を工夫する。他学会へのブース展示出展についてもメールで意見交換予定。(加藤部長)
2)調査研究部会:実施するアンケートのフォーム変更について、意見集約してアンケートを依頼する。(藤井部長)
啓発活動部および調査研究部の各部会で企画された事業については、委員全員に共通したことも多く、お互いに協力して進めることを希望します。(大野副委員長)
                                              以上
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