1)子宮の日の活動:2022 Love49 キャンペーンの参加は43都道府県(92%)、
子宮頸がんを考える市民の会と細胞検査士会の提供で、ニュースレターや
ポケットティッシュを各都道府県細胞検査士会へ送付した。コロナ禍のため、
昨年と同様、多くの地域で街頭活動は中止となり、女性が多く集まる施設、
学校などで配布することが主な活動となった。
2)2021年度(令和3年度)細胞検査士会公益広報活動調査
(啓発・社会活動と育成・養成活動)
調査期間:2022年8月〜10月(回答率100%:47都道府県)
① 啓発・社会活動の報告
2021 Love49 キャンペーン実施都道府県数:46都道府県(98%)、
総イベント数:57、イベント参加者数:延べ841名(細胞検査士566名、
臨床検査技師66名、医師42名、その他167名)
② 育成・養成活動の報告
開催数:123(複数開催した都道府県あり)、参加者数:延べ6,420名
(細胞検査士4,181名、臨床検査技師1,749名、医師387名、その他103名)
③子宮頸がん検診推進活動支援金のアンケート(抜粋)
2022年度(令和4年度)分の日本臨床細胞学会子宮頸がん検診推進活動
助成金の申請申請した:39都道府県、申請しなかった:8県
3)第9回子宮の日全国アクション−2022報告会-
第63回日本臨床細胞学会総会(東京:2022年6月11日現地開催、Web開催あり)
において2022報告会を実施した。
座長:三宅 真司(渉外委員会)、田路 英作(がん検診委員会)
演者:松本 光司(昭和大学医学部産婦人科)
小西 宏(日本対がん協会がん検診研究グループ)
永野 友佳里(東京都がん検診センター検査科細胞診)
高田 直樹(加古川総合保健センター)
4)第63回日本臨床細胞学会総会において、2021 LOVE49 キャンペーン活動内容の
記録をパネル展示として行った。
5)第18回がん患者大集会への協力
テーマ:「がん患者が望む理想の在宅医療とは」
日時:2022年11月20(日)、13時〜16時30分
会場:東京医科歯科大学(現地開催:人数制限あり+オンライン配信)
今回は人数制限ありの現地開催であり、会場の手伝いはなく、
後援での協力
6)チーム医療推進協議会との連携
7)2023 Love49 キャンペーンの準備(2022年10月〜2023年3月)
① 2023 Love49 キャンペーンの趣意書を各都道府県細胞検査士会代表者へ配信
② 2023 Love49 キャンペーンへの参加希望を調査
③ 特定非営利活動法人子宮頸がんを考える市民の会とともに、子宮頸がん検診
啓発活動を行うための準備
8)第10回子宮の日全国アクション−2023報告会-の準備
第64回日本臨床細胞学会総会(名古屋)で開催予定
<総括>
今年度もコロナ禍での子宮の日の活動であり、多くの都道府県では街頭活動を
中止せざるを得ない状況であった。それでも、各都道府県細胞検査士会のご尽力
にて、準備した資料は子宮頸がん検診の啓発に役立つ形で配布することができた。
次年度も同様の活動となることが予想されるが、各地域の感染状況に合わせた
活動が望まれる。今年度、第63回日本臨床細胞学会総会において、2021 LOVE49
キャンペーンの各都道府県における資料の準備や配布活動の記録写真を、A3の
ポスターとしてパネル展示を行った。コロナ禍における他県の活動内容も参考
になり、今後も活動の記録をポスター展示として継続していきたい。また、
「がん診断の担い手」第4版は作成途中であるが、渉外委員会委員皆様のお力添え
をいただき、次年度中には完成して印刷する予定である。
渉外委員会 三宅真司